学童クラブや児童館、子ども会など、小学生向けの「防災えんそく」プログラムです。
プログラムの内容
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防災えんそくでは、子どもたちがどこにいて被災しても、地域のどこに防災設備があり、どのように使うのか、どのように周囲の人と協力するのかを学び、生き抜くためのスキルと知恵を楽しみながら習得することを目指します。
学童クラブの夏休みなど長期休暇期間プログラムのひとつとして、遠足を地域の防災施設を学ぶ学習につなげたい児童館や小学校の行事としてなどにおすすめです。
概要
時間: 約4時間(10:30~14:30)+移動時間
プログラム例
対象年齢や人数、遠足のねらい、希望によりプログラムの内容を組み立てていきます。
【給水ステーション見学】
地域にある給水ステーションは、災害時に水道が使えなくなったとき、水を配給してくれる場所になります。地域のどこにあるのか、そしてどうして水道が止まっても水が出てくるのかを学びます。
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【水運び体験】
給水タンクは空の時はとても軽いのですが、水を入れるととっても重たくなります。1日に必要な水は?何リットルがどのぐらいの重さか、いろんな形の給水タンクや給水袋を使って、実際に水を運ぶ体験をしてみます。
【災害用トイレの使い方】
災害時、トイレが使えなくなったとき、どのような場所がトイレになるでしょう。実際、防災公園に掘ってある災害用トイレを見学してみます。また、家庭用にもある携帯用トイレを実際に開いてみて、使い方を学びます。
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【薪拾い】
暖をとるため、また湯を沸かすため、火をおこすことはインフラが止まってしまった際に重要です。木々の豊かな公園の場合は、枝を拾って薪にする体験をします。
【毛布担架】
災害時、けがをして救急車を呼べないときや、けが人を移動させる必要があるとき、毛布やシーツを担架代わりにして、周りの人と協力して運ぶことができます。どのように持つと運ぶ人を落とさず運べるのかを学びます。
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【災害伝言ダイヤル体験】
携帯電話が使えない時、公衆電話は使えることがあります。電話機をつかったことのない子たちにとって、コインを入れ、ツーっと音が鳴ってから番号をプッシュするというのは新鮮な体験です。さらに、災害伝言ダイヤルでどのようにメッセージを聞くのか、入れるのかも体験します。
【土のうやがれき運び】
一輪車で重たいものを運ぶ体験をします。バランスをとりながら、中の土のうやがれきが落ちないように進めるかな。
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【レクリエーションや・ゲーム】
災害時、周りの人と協力することや、限られた資源で楽しむこと、希望をもって進む力はとても大切です。子どもたちが子どもたちらしく、怖いだけでなく楽しい元気な気持ちを持てるようなあそび、初めて会う人ともすぐに仲良くなれるゲームを知っておくことはとても大切です。
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