いつもの公園で!CONNECT防災キャンプを実施

2023年8月19日から20日にかけて、練馬区光が丘の光が丘公園および夏の雲公園にて、防災キャンプを実施しました。48名が参加し、避難所がいっぱいだった時などに備えて自主避難を想定して参加者同士協力しながら様々な体験を行いました。

株式会社良品計画様よりヘルメットの貸し出しやレトルトカレーなどの寄贈、防災セットのノベルティなどをいただき、「もしものとき」に備えたローリングストックのお話も伺いました。

子どもたちにとっては、スマホでなく公衆電話から電話をかける体験もドキドキワクワクの大チャレンジ。受話器を上げて、コインを入れて、ツーっと音が鳴ったらダイヤルボタンをプッシュ。まずは保護者に電話をかけてみる練習から行いました。

大人たちは、災害シチュエーションの想定情報を確認しながら、伝言ダイヤルで録音できる30秒で家族にメッセージを残す体験。30秒を長く感じた人、短く感じた人がいました。

防災かまどでの火起こし体験では、公園で拾った薪と、様々な火起こし道具を使ってみました。防災かまどは公園のベンチの座面を外すとかまどになっているケースが多く、そこで火を起こして湯を沸かしたり、暖を取ることができます。

防災かまどでは、防災パンをつくってみました。粉をビニール袋で飲料水と混ぜ、真夏だったのでしばらく発酵させてから、防災かまどで湯煎です。それぞれのビニール袋の中で蒸しパンのようにふわふわのパンが仕上がりました。
その他、アルファ米やレトルトカレー(無印良品)を試食し、災害時でも我慢我慢ばかりでなく、自分の好きなものや食べたいものを備えて置き、少しでも元気になるものを食べて活力を上げて乗り越えていきましょう!という話を聞きました。

夜は真っ暗になる公園。夕暮れ時のテント設営で忙しい大人たちの近くで、子どもたちはアスファルトの地面にチョークでお絵かきをしました。子どもたちも我慢我慢でなく発散や少しでも楽しいことを見つけて遊ぶこともいざという時に長く続く避難生活を乗り越えていくためには重要です。その後、大人も一緒に紙コップにティーキャンドルを入れ、キャンドルナイトをしました。ろうそくの光はとてもやさしく、ゆらゆらと揺れて灼熱の中一日中大変だった訓練を終えて疲れたみんなを癒してくれました。

メディア露出

防災キャンプは、関東大震災から100周年の時期ということもあり、フジテレビやTOKYO MXに取材していただきました。当日の様子をPR TIMESにてプレスリリースとして配信しましたので、ぜひご覧ください。

Smartgive、都と区との3者連携で防災キャンプ開催「いつもの公園でたのしみながらやってみよう!」をテーマに|一般社団法人Smartgiveのプレスリリース (prtimes.jp)